解決事例

事例2被相続人死亡から3ヶ月以上経過した後に相続放棄申述が認められた事例

  • 担当弁護士北島 好書
  • 事務所朝倉事務所

ご相談内容

ご相談内容

依頼主
Bさん(40代男性)
職業 会社員
負債 約8200万円

福岡県朝倉市在住のBさんは被相続人の長男ですが、平成30年12月頃、被相続人の債権者から、期限の利益を喪失したとの通知書が送付されてきたとして、相続放棄の申述を希望して当事務所にご依頼されました。
通知書によると被相続人は保証人となっていたとのことでした。

弁護士の活動

弁護士の活動

本件債権者からの通知書はBさんの父が死亡した後、3ヶ月を経過して送付されてきましたが、Bさんは被相続人には遺産も負債もないと思っていたため、父の死後相続放棄の手続はとっていませんでした。
当事務所は、被相続人の死後3ヶ月を経過した後の相続放棄申述を行うこととし、Bさんから法定単純承認に該当する行為を行っていないか詳細に聞き取った上、Bさんが被相続人の死後3ヶ月を経過した後に相続放棄の申述を行うことがやむを得ないものであるとの申立書を作成しました。
家庭裁判所からは、Bさんに対して、相続放棄についての紹介書が送付されましたが、その回答の仕方について指導をし、無事、相続放棄申述が受理されました。

解決結果

解決結果

相続放棄の申述が受理され、相続放棄申述受理証明書を取得することができたため、Bさんは、債権者に対して、証明書を送付し、債務を免れることができました。

弁護士のコメント

弁護士のコメント

本件においては、相続人が死亡して3ヶ月以上が経過し、相続放棄が認められないとも思える事例でしたが、突然発覚した多額の負債であり、発覚してからは3ヶ月が経過していませんでした。相続放棄の申述をしなかったことがやむを得ないといえる事情がある場合には、相続人死亡から3ヶ月以上が経過していても相続放棄の申述が受理される可能性がありますから、なるべくはやめに法律家に相談して相続放棄の申述手続をとってください。

文責:弁護士 北島 好書

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